韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCは12月20日、イ・ビョングン監督との契約を相互合意のもとで延長しないことを発表した。
イ・ビョングン監督は2019年に首席コーチとして大邱FCに入閣。翌2020年から監督代行を務めた後、2021年に監督として正式に指揮を執っていた。
大邱FCはイ・ビョングン体制初年度の2020年はKリーグ1で12チーム中5位とし、FAカップはベスト16で敗退。
2021年はKリーグ1をクラブ最高順位となる3位でフィニッシュ。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では川崎フロンターレと同組のグループステージを2位で通過し、クラブ史上初となる決勝トーナメント進出に成功。決勝Tでは1回戦で名古屋グランパスに2-4で敗れた。
また、FAカップでは2部の全南(チョンナム)ドラゴンズに敗れ、3年ぶり2度目の優勝を逃していた。
さらには今季終盤、所属選手のMFチョン・スンウォン(24)、MFパク・ハンビン(24)、MFファン・スンミン(31)が、ホームで済州(チェジュ)ユナイテッドに0-5で大敗した翌日未明、繁華街でマスクをしないまま女性をナンパしていたことが発覚するなど、ピッチ外の問題で世論を騒がせたこともあった。
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イ・ビョングン監督は退任に際し、「いつも変わらず応援をしてくださった大邱FCのファンをはじめ、コーチ時代から監督就任以後も困難のたびにともに乗り越え、同行してくれた選手たちとクラブに感謝したい。もう一段階成長することができた時間だった。こうして笑顔で去ることができて嬉しい。クラブが来年さらに良い成績を出してくれることを祈っている」とコメントを伝えた。
来季ACLはプレーオフからの出場となる大邱FCは、近日中に後任を発表し、2022シーズンの準備に入る予定としている。
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