「スアレスと会いたかったのに…」
サッカー韓国代表のファン・ヒチャン(ハンブルガーSV)は、憧れのルイス・スアレス(バルセロナ)との対戦が実現しなくなり、残念がった。
ファン・ヒチャンは10月8日に坡州(パジュ)サッカー代表トレーニングセンター(NFC)に入り、同12日にウルグアイ戦(ソウル)、16日のパナマ戦(天安)を控える韓国代表チームに合流した。
“牡牛”というあだ名が付けられているように、猪突的な突破が持ち味であるファン・ヒチャンは、“韓国のスアレス”とも呼ばれてきた。
ウルグアイ戦では、ロールモデルとするスアレスとの対決に胸を膨らませていた。しかし、スアレスは妻の出産など個人的な事情によって韓国遠征のメンバーから外れた。
ファン・ヒチャンは取材陣に、「幼い頃からスアレスが好きだった。今回の対決を期待していたが、来ないと聞いてとても残念だ」と話した。
今年の夏にオーストリアリーグを離れ、現在はドイツ・ブンデスリーガ2部のハンブルガーSVでプレーするファン・ヒチャンは、9月19日に移籍後2試合目となるディナモ・ドレスデン戦で、ドイツでのデビューゴールを決めた。
ベント監督は9月の“第1期”代表に続き、10月の“第2期”にもファン・ヒチャンを招集した。
ファン・ヒチャンは、「我々が望むサッカーをするのが一番重要だ。今回も多くのファンが駆けつけてくれると聞いたが、良いパフォーマンスを見せて勝ちたい」と強調した。
また、最近“少女ファン”が増えていることについては、「私は大きな影響力はない。(イ)スンウや(ソン)フンミン先輩のおかげではないか」と笑った。