マジョルカの韓国代表MFイ・ガンイン(20)が、同い年の日本代表MF久保建英(20)との連携に期待を示した。
イ・ガンインは11月11日(日本時間)、マジョルカの地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』とのインタビューで以下のように語った。
「久保とはチームメイトになる以前、幼い頃から競争してきた仲だ。久保は素晴らしい選手だ。テクニックに優れ、1対1の状況に強い。今はケガをしているが、戻ってきたらお互いの助けになるだろう」
ともに2001年生まれの2人は、イ・ガンインがバレンシア下部組織、久保がバルセロナ下部組織とレアル・マドリードBチームで成長し、大きな関心を集めた。日韓両国のサッカーの時代を担う逸材として、今ではスペイン1部ラ・リーガに定着している。
2人はポジションこそ似ているがスタイルは違う。
イ・ガンインは独特のテンポで試合を展開する能力に長けており、創造性やパス能力に強みを持つ。一方、久保はスピードやドリブルに優れ、サイドでより威力を発揮する。イ・ガンインの言葉通り、両者間の連携が深まればより大きなシナジー効果が生まれるはずだ。
「マジョルカのプレースタイルに合うと思って移籍した。チームに大きく貢献できると考えた。クラブも僕を望んでいた。ほかのクラブも関心を見せてくれたが、マジョルカが本当に僕を愛してくれた」と、マジョルカ移籍の背景を話したイ・ガンイン。
続けて、「ルイス・ガルシア監督は選手と本当に多くコミュニケーションをしている。僕も開かれた心で彼と対話を交わしていて、助けになっている。監督は僕により攻撃的で正確でよいパスを供給するようにと注文している。得点を決めるための過程でもっと役に多々抱ければならないとも伝えられている」と、指揮官とも円滑にコミュニケーションを取っていることを明かしていた。
マジョルカは次戦、11月23日にアウェーでラージョ・バジェカーノとラ・リーガ第14節を戦う予定だ。
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