米メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(27)が、シーズン最終戦で偉業を達成した。
【関連】「大谷は残留する?年俸は?」 韓国メディアも去就に注目
大谷は10月4日(日本時間)、米ワシントン州シアトルのT-モバイルパークで行われたシアトル・マリナーズとのシーズン最終戦に1番DHとして先発出場。
1回の初打席、マリナーズの先発左腕タイラー・アンダーソンを相手に、3球目の真ん中高めに入ったカットボールに見事にアジャスト。9月22日のヒューストン・アストロズ戦で放った45号以来、11試合ぶりの本塁打だった。
この試合で46号本塁打とともにシーズン100打点を突破し、投打5部門で“100”(投手:100イニング、100奪三振、打者:100安打、100打点、100得点)を超えるというメジャー初の新記録も打ち立てている。
本塁打王こそ、48本を放ったサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ブラディミール・ゲレーロJr(トロント・ブルージェイズ)に譲ったものの、前人未到の大記録だ。
大谷は今シーズン、投手として130回1/3を投げ、156奪三振と先発として躍動し、打者としても138安打、100打点、103得点を記録。
“二刀流レジェンド”のベーブ・ルースは、1919年のニューヨーク・ヤンキース所属時、投手として133回1/3、打者として139安打、113打点、103得点、101四球の計5部門で“100”を記録したが、投打とも複数部門での“100”超えは未達となっており、大谷は長いメジャーリーグの歴史で新たな1ページを開いたこととなった。
前へ
次へ