W杯最終予選、韓国対レバノンを担当する日本人主審にレバノンメディアが難癖のワケ

本日(9月7日)、韓国の水原(スウォン)ワールドカップ競技場で午後8時にキックオフする2022年カタールW杯アジア最終予選グループA第2戦の韓国代表対レバノン代表。

この試合の主審を務めるのは日本の佐藤隆治氏なのだが、彼に対してレバノンメディアが難癖をつけているようだ。韓国メディア『news1』が報じている。

同メディアによると、レバノンメディア『LFG』は同日、以下のように伝えたという。

「佐藤主審は韓国チームと長い歴史を持っている。彼は2019年のアジアカップ1回戦で韓国対バーレーンを引き受けた。当時、韓国は延長の末バーレーンに2-1で勝利した。そのほか、対チリ、対ジャマイカ、対ウズベキスタンなど韓国の親善試合を担当した。韓国の選手は親近感を感じるはずだ」

実際、佐藤主審は『LFG』が言及した韓国の試合をいずれも担当。バーレーン戦以外の試合結果を見ると、2018年9月11日のチリ戦は0-0のドロー、2015年10月13日のジャマイカ戦は3-0で韓国勝利、2015年3月27日のウズベキスタン戦は1-1のドローとなっている。

(写真提供=松尾/アフロスポーツ)佐藤隆治主審

その反面、レバノン側としては佐藤主審の印象は良くないようだ。

同メディアは2018年11月20日に行われたオーストラリア対レバノンの親善試合を取り上げ、「レバノンは2018年のオーストラリア戦で佐藤主審と会ったが、難しい試合の末に0-3で敗れた」と、佐藤主審とは良い縁ではないという立場を示した。

なお、『news1』は佐藤主審について「2018年ロシアW杯やアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)などを経験したベテラン主審」と説明している。

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