野村敏京も出場!韓国女子ツアー後半戦最初のメジャー大会「ハンファ・クラシック」が開幕へ

2021年08月26日 ゴルフ #韓国女子ツアー

本日(8月26日)から29日まで江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市のジェイドパレスGCで行われる「ハンファ・クラシック2021」は、韓国女子ツアーの2021シーズン後半戦最初のメジャー大会だ。

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昨シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止となった同大会は、韓国女子ツアー5大メジャーの中で最も高額の賞金総額14億ウォン(日本円=約1億4000万円)がかけられている。優勝賞金だけでも2億5200万ウォン(約2520万円)だ。

加えて、今年は去る2011年に同大会が「ハンファ金融クラシック」として創設されてから10周年を迎える年だ。こうしたメモリアルイヤーということもあり、今年は国内を代表するゴルファーが総出動する。

また、今大会には米国女子ツアーで活動中のチ・ウンヒ(35)、パク・ヒヨン(34)が出場するほか、米国3勝、日本1勝の野村敏京(28)、アマチュア時代に「全米女子ジュニアゴルフ選手権」と「全米女子アマチュアゴルフ選手権」を制したソン・ウンジョン(21)も参戦。

特に、“大型新人”として期待を集めたソン・ウンジョンは、3年ぶりに国内1部ツアーに登場する。

(写真提供=KLPGA)野村敏京

このほか、パク・ミンジ(22)やイム・ヒジョン(20)、パク・ヒョンギョン(21)など、20代前半の国内有力選手も出場。国家代表時代から熾烈な競争を経てプロに飛び込んだ彼女らは、今季韓国女子ツアーの主軸を担う世代として位置づけられている。

今季出場15大会で6勝のパク・ミンジは、今大会でも優勝候補の一角と評価されている。

25日時点で獲得賞金総額12億4710万7500ウォン(約1億2471万円)を記録しているパク・ミンジが今大会で優勝すれば、2億5200万ウォンを加え、2016年にパク・ソンヒョン(27)が記録したシーズン最多獲得賞金13億3309万ウォン(約1億3331万円)を塗り替える。

また、直近行われた「国民シュィムト・ハイワンリゾート女子オープン」で1年10カ月ぶりに優勝し、今季初勝利となる通算4勝麺を挙げたイム・ヒジョンの復活も注目に値する。

それだけでなく、「CreaS F&C 第43回KLPGAチャンピオンシップ」優勝をはじめ今季3度の準優勝を記録しているパク・ヒョンギョン、今季2勝のイ・ソミ(22)も注目すべき優勝候補だ。パク・ヒョンギョンは年間MVPに相当する大賞ポイントで3位、賞金ランキング2位(5億2494万6953ウォン=約5249万円)など、各主要部門で上位圏に上がっている。

2018年から3年連続で大賞を受賞し、今季は6大会でトップ10入りしているチェ・ヘジンも優勝候補の一人と言えるだろう。

今季韓国女子ツアー屈指の賞金規模を誇る「ハンファ・クラシック」。総勢120人が出場する今大会でトロフィーを手にする選手は誰になるのだろうか。

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