7人制ラグビーの“日韓戦”は日本に軍配が上がった。
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東京五輪・7人制ラグビー男子の11、12位決定戦が7月28日に東京スタジアムで行われ、韓国は日本に19-31で敗れた。これにより、韓国は出場12チーム中最下位、日本は11位で大会を終えた。
韓国は試合序盤こそ勢いが良かった。前半キックオフ直後のアタックで敵陣に攻め込み、最後はアンドレ・ジン(30、韓国名:キム・ジン)がタックルを受けながらもトライ。開始46秒で先制に成功し、コンバージョンキックも決めて7-0とした。ただ、その後連続で失点を許し、前半を12-19で終えた。
後半に入るとさらに点差が広がった。特に、韓国はスタミナの限界が顕著に表れ、日本に1トライ1ゴールを許した。
それでも、韓国の選手たちは最後まで諦めることなくトライを狙った。そして、後半3分48分にかつて日本の日野レッドドルフィンズに在籍したチョン・ヨンシク(28)がトライを決め、アンドレ・ジンもコンバージョンキックを成功し、19-26と7点差に迫った。
だが、その後4分50秒に日本の決定的トライを許し、最後は19-31で終了した。
1923年に国内でラグビーが導入された韓国は、2019年11月の東京五輪アジア予選で香港を決勝で下し、悲願のオリンピック出場を成し遂げた。初出場となった東京五輪は最下位で終了したものの、世界の舞台に向けた偉大な第一歩を韓国ラグビーは踏み出した。
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