NCダイノスのファン・スンヒョン代表が、今回の防疫規則違反の責任を負って辞意を表明した。
NCダイノスのパク・ソクミン、パク・ミヌ、クォン・ヒドン、イ・ミョンギは7月5日夜、宿泊先に部外者2人を招き、飲酒に及んだ。6人が1カ所に集まり、防疫規則や韓国野球委員会(KBO)規定を違反したが、その後、一緒にいた6人のうち5人が新型コロナの陽性判定を受けた。
これを受け、韓国プロ野球前代未聞のシーズン中断が決まり、東京五輪韓国代表の最終エントリーに名を連ねていたパク・ミヌは辞退することとなった。
そしてKBOは7月16日、賞罰委員会を開き、選手4人に72試合の出場停止と制裁金1000万ウォン(約100万円)、そしてNCダイノス球団に制裁金1億ウォン(約1000万円)を課した。
【関連】現巨人テームズの古巣で「事件まみれ球団」のNCダイノス、これまで築いてきた”負の歴史”とは…
その後、NCダイノスのファン・スンヒョン代表は、球団の報道資料を通じて辞任を発表した。
以下、辞任文全文。
こんにちは、NCダイノス球団代表のファン・スンヒョンです。
私は本日、今回の事態の責任を取って、球団から退きたいと思います。
球団内の選手たちが起こしたトラブルと、それによる波紋によって、野球ファンの皆様と、KBOリーグに被害を与えたことに対して、心から申し訳なく思っています」
NCダイノスが再びファンから愛される球団に生まれ変わるよう、球団関係者と選手が一丸となって努力していくことを願っております。
もう一度心からお詫び申し上げます。
前へ
次へ