東京五輪に参加する韓国選手団が結団式を開催する。結団式は7月8日午後3時、ソウル松坡(ソンパ)区芳荑(バンイ)洞のオリンピック公園内にあるオリンピックホールで行われる予定だ。
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結団式にはキム・ブギョム国務総理のほか、文化体育観光部のファン・ヒ長官、大韓体育会のイ・ギフン会長が出席。また、韓国選手団の種目別指導者と選手それぞれ1人も参加する。
オ・ジンヒョク(アーチェリー)、キム・ジョンウン(女子バスケットボール)、イ・ガンイン(男子サッカー)、シン・ジェファン(体操)、キム・ミンジョン(柔道)、チン・ジョンオ(射撃)、ソ・ジェヒョン(スポーツクライミング)、シン・ユビン(卓球)、キム・スヒョン(重量挙げ)、リュ・ハンス(レスリング)らが、種目別代表選手として参加する。
文体部は新型コロナウイルス感染拡大防止及び防疫指針に従い、結団式出席者の規模を縮小。また、参加対象者も事前検査で陰性が確認された者及び予防接種者に限定した。
当日も、会場に出入りする前に事前の問診や全身消毒など、徹底した防疫措置も実施する。
結団式は国務総理の激励の言葉や選手団長の答辞、団旗授与、また祝賀公演などが行われ、韓国でKBSやMBC、SBSなど地上波で生放送される。
東京五輪に参加する韓国選手団は選手232人、支援スタッフ120人など約350人程度。派遣期間は来る7月19日から8月9日までだ。
また、日本国内での新型コロナ拡散を考慮し、文体部は大韓体育会、疾病管理庁、外交部など関係機関と協力し、選手団の安全を支援する計画だ。
文体部の関係者は「今大会は新型コロナウイルスという世界的な危機的状況で開かれるだけに、選手団の安全と善戦のため関係機関と緊密に協力し、選手団への支援に最善を尽くす」と明らかにしている。
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