サッカー韓国代表のエース、ソン・フンミン(トッテナム)が今年最初の国内Aマッチでプレーする感想を伝えた。ポジションについては、「監督が決める部分。どのポジションでも自信がある」とした。
ソン・フンミンは3月18日、坡州サッカー代表チームトレーニングセンター(NFC)に入った。所属チームであるトッテナムのスケジュールがなかったため3月15日に帰国した彼は、十分な休息を取って3月22日のボリビア戦と26日のコロンビア戦に臨む。
昨年9月に発足したベント・コリアで7試合プレーしたが、ソン・フンミンはまだ得点を記録していない。今回のAマッチ2連戦では、これまでと違った姿を見せることを約束した。
―今回の招集から本当のリーダーになるようだ。
僕もある程度の年齢になったから。代表チームに行くときはどうしても責任感を持つものだが、より責任感のある姿を見せなければならないようだ。
―コンディションは?
週末に試合がなかったので、少し早く帰国した。家族と食事もして、できなかったこともした。シーズンも下半期で、終わりに近づく時期だ。体力的な負担を感じるのは、どの選手も同じだろう。自分でコントロールしなければならない。代表チームに来ただけに、今回の2試合は良いプレーができるようにする。
―イ・ガンインとペク・スンホが招集された。
若い選手だけに、チームのなかで助けてあげたほうがいい。あまりに関心が集まりすぎるのは、彼らに悪影響になることもあると思う。そんなところをコントロールしてあげることが重要だ。メディアも、じっくり成長していくところを見守ってくれればと思う。彼らの成長を楽しむことが重要だ。楽しむことが、僕たちが一番するべきこと。
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―世代交代の話も出ているが、どう思うか。
代表チームに来れば、責任感とプレッシャーからは逃れられない。僕やヨングォン兄、チョンヨン兄、ウヨン兄たちが上手くコントロールすべき。所属チームにいるとき、韓国代表についてたくさん考える。思っていることと実際は違うということがピッチ上で表れるが、ピッチの内外でよく準備すればいい。若い選手たちがしっかりと国家代表のユニフォームを着て、プレーできればと思う。
―カタールW杯に向けたスタートだ。
アジアカップは望ましくない結果だった。ファンが失望したのは事実だ。親善試合は重要ではないともいえるが、ワールドカップに向けて足並みを揃え、自信を取り戻す重要なきっかけになりそうだ。
―代表チームではどのポジションがプレーしやすいか。
僕が決めることではない。監督が決めることだ。どのポジションでも自信があるし、上手くできると思う。大きな心配はない。自分よりも、他の選手がゴールを決めたときに気分がいいと感じる。他の選手たちが良いプレーで、ファンを楽しませてくれればと思う。
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