これならば、自信を持って戦えるだろう。
Kリーグ代表としてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝に進出した水原三星ブルーウィングスが、決勝進出の分水嶺となる鹿島アントラーズとのアウェイ戦を控え、勝利を確信している。
水原は10月3日午後7時から日本の県立カシマサッカースタジアムで行われるACL準決勝ファーストレグで、鹿島アントラーズと対戦する。
決勝に進出するチームは、同24日に水原ワールドカップ競技場で行われるセカンドレグの結果によって決まる。
ファーストレグでは両チームのし烈な争いが予想される。水原の立場からすると、アウェイというハンデを抱えているため、最大限失点を減らすことが重要だ。
両チームの対決は、東アジア最強の座を争う勝負だ。決勝に進出すれば、西アジア代表のアル・サッド(カタール)とペルセポリス(イラン)の勝者と優勝を争うことになる。
Jリーグ勢の天敵に浮上
水原が鹿島でのアウェイ戦を控え、緊張よりも自信を覗かせていることには、ここ最近の日本遠征の成績が関係している。
この4年間、日本では良い思い出がたくさんある。2015シーズンから日本でのアウェイ戦5試合で4勝1分けの成績を収め、Jリーグクラブたちを苦しめてきた。
ACLにおいて、日本でのアウェイ戦は厳しい勝負になるといわれている。水原も、2009年から2014年まで行われた日本でのアウェイ戦5試合で、たった1勝も挙げられず、3敗2分けを記録していた。
しかし、2015シーズンからはJリーグ勢の天敵に浮上した。