タンパベイ・レイズで事実上の戦力外となった筒香嘉智(29)に韓国メディアも注目している。
『MLB.com』は5月12日(日本時間)、レイズが筒香をDFA(Designated For Assignment)としたことを伝えた。DFAとは球団がその選手を40人ロースターから外す措置のことで、事実上の戦力外通告ともされる。
筒香は昨年12月、横浜DeNAベイスターズからポスティングでレイズに入団。2年総額1200万ドルの契約だった。
日本プロ野球通算205本塁打のスラッガーとして注目を集めた筒香だったが、MLBでは期待を下回る成績に終わった。
加入初年度の昨シーズンは51試合に出場し、打率0.197を記録。今シーズンは負傷離脱中だったチェ・ジマンに代わり、一塁手として26試合に出場していたが、打率0.167と深刻な不振に悩まされていた。結局、筒香は契約期間を満たせぬまま去ることになった。
筒香の戦力外決定と同時に、『MLB.com』はチェ・ジマンの復帰も伝えた。
同メディアは「チェ・ジマンが早ければ13日のニューヨーク・ヤンキース戦で復帰する可能性がある」と報じている。
チェ・ジマンはシーズン開幕前に右膝を負傷。MRI検査の結果、同部位の炎症の所見を受けた。これによって膝関節鏡手術を受けたため、開幕エントリーに名を連ねずにいた。
ただ、ここ最近はマイナーリーグで着実に結果を残し、実戦感覚を引き上げている。チェ・ジマンは今月10日まで5試合に出場し、打率0.316を記録していた。
前へ
次へ