新型コロナウイルスの感染拡大によって昨年4月から1年間集まることができずにいた卓球韓国代表が、4月7日に忠清北道(チュンチョンブクト)の鎭川(チンチョン)選手村に集い、来る東京五輪に向けたトレーニングに再び突入した。
オ・サンウン監督(ミレアセット証券)とチェ・ユンソクコーチ(サムスン生命)が率いる男子代表は、チャン・ウジン(25、ミレアセット証券)、チョン・ヨンシク(29、ミレアセット証券)、イ・サンス(30、サムスン生命)が練習に参加。
チュ・ギョソン監督(衿川区庁)、キム・ギョンアコーチ(大韓航空)、チョ・オンレ(韓国卓球協会)が率いる女子代表は、チョン・ジヒ(28、ポスコエナジー)、チェ・ヒョージュ(22、サムスン生命)、シン・ユビン(16、大韓航空)で構成された。
また、練習中に負傷者が発生した場合に備え、男子代表はアン・ジェヒョン(21、サムスン生命)、女子代表はイ・シオン(26、サムスン生命)もともに選手村で汗を流す。
卓球韓国代表は来る4月21日まで、これまでの個人練習だけでは不足した組織力を強化する予定だ。
オ・サンウン監督は「代表を率いて初めての練習だ。これまでできなかったダブルスや混合ダブルスの練習に集中すると」とし、「時間の余裕がないため体力トレーニングを体系的に進められない部分が残念だが、今月から予定されている国内大会への参加を通じ、実戦感覚を維持してもらいたい」と語った。
チュ・ギョソン監督は「新たにオリンピック代表メンバーが構成されただけに、チームワークを固める貴重な時間として活用する考えだ」とし、「今年3月にカタール・ドーハで行われたWTTスターコンテンダーで感じた選手の問題点を補完する予定」と明かした。
韓国卓球は2012年ロンドン五輪の男子団体戦で銀メダルを獲得したが、次の2016年リオ五輪では卓球種目で1枚のメダルも獲得できなかった。それだけに、今夏に開催が迫った東京五輪でのメダル獲得にかける思いは大きい。
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