英紙も「ワールドクラス」と絶賛ソン・フンミンが今夏に得るかもしれない3つとは?

不調を感じさせる動きを見せても、たった一度のチャンスを奪い、相手に決定打を加えるのだ。

ソン・フンミンは昨年、ロシアW杯とアジア大会に出場した。先月はアジアカップをプレーするためにUAEに行っている。体力面の懸念はいつもあるが、ソン・フンミンはストライカーの気質を発揮し、ハリー・ケインとデレ・アリの2人のスーパースターが抜けたトッテナムに4連勝をもたらした。

決勝ゴールが2回、逆転勝ちの土台になった同点ゴールが1回、相手の追いかける追加ゴールが1回と、いずれも価値あるゴールでもある。

イギリスのマスコミは最近、ソン・フンミンをめぐってさまざまな議論を繰り広げている。

イングランドの伝説的ストライカー、アラン・シアラーが2月2日、ニューカッスル戦直後に出演したBBCのサッカー番組で、ソン・フンミンをイングランドプロサッカー選手協会(PFA)が与える“今年の選手賞”候補6人に挙げると、いくつかのメディアが「まだそのレベルではない」と反論したのだ。

だが、ソン・フンミンはこれ見よがしにレスター戦でゴールを決め、全欧州が注目するドルトムント戦でも決勝ゴールを放つなど、その実力を見せつけている。

イギリスの『デイリー・ミラー』はドルトムント戦直後、ソン・フンミンを試合の流れを変える“ゲーム・チェンジャー”と称賛し、「これまで世間に知られていなかった英雄だったが、今では今年の選手賞候補が発表されるたびにリストに名前が載る価値がある選手になった」と評価した。

マンチェスター・ユナイテッドでパク・チソンと同じ釜の飯を食った世界的なDFリオ・ファーディナンドは、ドルトムント戦の決勝ゴールのとき、相手の守備を完璧に引き離すソン・フンミンの動きを「グレート・ムーブメント、グレート・デリバリー、グレート・フィニッシュ」と称賛した。

今の活躍を続けていけば、ソン・フンミンはPFAの“今年の選手賞”有力候補になるだけではなく、2002年のソル・ギヒョン、2005年のパク・チソンに続き『フランスフットボール』が授与するバロンドール賞の候補(30人)に入ることはもちろん、受賞は難しくても得票による順位圏進入も狙えるだろう。

PFAベストイレブン、国際サッカー連盟(FIFA)-国際サッカー選手協会(FIFPro)のベストイレブンなどが発表されるときも、ソン・フンミンは候補になるかもしれない。

初優勝もできないわけではない。トッテナムはソン・フンミンの最近の活躍もあって、プレミアリーグでリバプール、マンチェスター・シティの2強を勝ち点5点差で追い上げている。

UEFAチャンピオンズリーグでも、レアル・マドリード、FCバルセロナ、ユベントスなど優勝候補たちの実力が以前よりは落ちているため、トッテナムもいよいよ頭角を現すチャンスだ。

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