UAE入り後のソン・フンミンのコンディションが予想以上に低調だ。
ソン・フンミンは1月22日、アジアカップの決勝トーナメント1回戦バーレーン戦に先発。延長戦まで120分をプレーした。
韓国は2-1で勝ち、ベスト8進出。ソン・フンミンは前半44分にファン・ヒチャンの先制ゴールの起点となるパスを放ち、存在感を示した。ファン・ウィジョとファン・ヒチャンが攻撃地域で活発にプレーする中、守備にも参加するなど、隠れた“働き手”としての役割もこなした。
しかし、全体的にコンディションが良くなく、今後どれだけ調子を引き上げるかという点に注目が集まる。
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ソン・フンミンは1月14日、ロンドンで行われたトッテナム対マンチェスター・ユナイテッド戦に90分フルタイム出場した後、直ちに飛行機に乗ってUAEに到着した。
1月15日に一日練習し、16日に中国戦に先発出場。韓国代表のパウロ・ベント監督は、一部で「中国戦には出場させてはならない」という意見があったにもかかわらず、勝利のためにソン・フンミンを起用した。
ソン・フンミンが先制点となるPKを誘導し、キム・ミンジェの追加点をコーナーキックでアシストするなどして酷使論による心配は払拭されたが、バーレーン戦はその中国戦から6日ぶりに開かれた試合だった。UAEで一呼吸できる休みもあり、ソン・フンミンがその技量を発揮できるタイミングとされていた。
しかし、バーレーン戦のソン・フンミンの調子は期待するほどではなかった。ボールタッチが長くて、シュートのタイミングもまともに取れなかった。
相手の密着マークにも苦戦した。この日の試合を解説した元韓国代表監督のシン・テヨンは、前半10分に「ソン・フンミンの身体がやや重いようだ」と心配したりもした。
ソン・フンミンは、先月3日のアーセナル戦から22日のバーレーン戦まで、正確に50日間、トッテナムと代表チームで15試合に出場する状況が続いている。具体的に見ていこう。