韓国A代表が、U-23代表との第2戦を控え必勝を誓った。
パウロ・ベント監督率いる韓国A代表は本日(10月12日)、高陽総合運動場でU-23韓国代表との親善試合第2戦目を戦う。
第1戦は2-2と引き分けた。ドローという結果も惜しいが、試合通してU-23代表の攻勢に押された内容面を見ても、決して満足できるものとは言えなかった。第2戦に臨むA代表は、よりスピーディな攻撃でU-23代表の攻略を図る。
A代表は去る10月11日、坡州(パジュ)サッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で第2戦の直前練習行った。第1戦で途中出場した選手や出場しなかった選手を中心に、2チームに分かれてクロスパターンの練習やミニゲームに取り組んだ
ベント監督はこの日、公式記者会見で「攻撃的に展開していく際に足りない部分が出た。スピードが遅くなったため、結果的にカウンターを許した」とし、「我々がボールを所有したとき、素早くゴール前に到達することが目標だ。動きを増やしてスペースを生み出し、相手の組織を乱さなければならない」と改善点を挙げた。
実際、同日の練習では改善点の補完に大半の時間が割かれた。2チームに分かれての練習では、中央のMFがボールをキープし、サイドにロングパスをつなげた後、サイドの選手がクロスを上げて得点チャンスを試みるパターンが多く見られた。
ベント監督をはじめとするコーチングスタッフたちは、「パスを受けてすぐクロスを上げるか、ドリブルを試みるかは、本人が判断しなければならない」とし、選手たちに積極性と能動性を強調した。それとともに、「より速く!」と選手に繰り返し声をかけた。
ベント監督はこのほかにも、選手の回復とコンディション管理に万全を期した。
第1戦でフル出場した7人(クォン・ギョンウォン、イ・ドンギョン、ウォン・ドゥジェ、キム・テファン、ナ・サンホ、ソン・ジュンホ、イ・ジュヨン)は、軽いストレッチングのみ行い、回復に集中した。
それだけでなく、1時間にわたる練習が終わった後、数人の選手がグラウンドに残ってシュート練習を続けていたところ、ベント監督は「シュート練習はやめて、整理して戻ろう」という言葉をかけていた。
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