ソン・フンミンは「トッテナムの仲間たちも、アジアカップ優勝に対する期待感が高い」と話した。彼は「ほとんどのチームメイトが、戻ってくるときに必ず優勝トロフィーを持ってこいと言っていた」とにっこりと笑った。
またソン・フンミンは、韓国がアジアの強豪として評価されており、今大会でも優勝候補に挙げられているが、毎試合、油断してはならないと強調した。
「どのチームであれ、我々より強いチームだと思って試合に臨まなければならない。心構えひとつが大きく影響する。選手たちがそのような点をよく認識してほしい。優勝のためにはそれだけ犠牲が必要だ。一試合一試合に勝ってこそ、頂点に上ることができる」
ソン・フンミンは、キルギスと対戦したグループリーグ第2戦を見ながら、ロシア・ワールドカップのドイツ戦を思い出した。彼は守備重視の相手からゴールを奪うのは、世界最強のドイツも容易ではないとし、残りの試合で補完しなければならない点として決定力を挙げた。
「韓国もドイツ戦で守備を固め、カウンターを展開して勝った。アジアでは我々を強いチームだと思い、守備を固めてくる。ドイツも韓国からゴールを決められなかったように、韓国もアジアカップの相手に得点するのは容易なことではない。これまでの2試合でゴールチャンスを生かせていたら、もっと良かっただろう。もっと発展させなければならない部分だ」
