今より良い選手となり、韓国代表の動力に生まれ変わるためには、新しい環境でプレーしなければならないと、彼は思っているという。
さらに大きなチームに移って受け身ではない“支配するサッカー”に慣れ、相手の守備戦術を切り崩すアタッカーに成長することを誓っている。
「挑戦があってこそ成功も失敗でもできるのではないかと思う。僕を育ててくれた仁川はありがたいチームだが、今は攻撃的なスタイルのチームでプレーしながら、密集守備に打ち勝つ経験が必要だ」
ムン・ソンミンには、Kリーグのビッククラブはもちろん、海外リーグのクラブからも移籍の提案が相次いでいる。
ただ、彼は来年、兵役問題を解決しなければならない。わずか6カ月のレンタル移籍であっても、新しい環境を経験しながら代表に復帰したい気持ちだという。
「兵役問題を解決した後は、欧州など海外で挑戦したい。先月、代表チームを一緒にしたイ・チョンヨン先輩は、子どもの頃からの憧れだ。韓国に戻ってくることもできたが、それでも欧州で挑戦し続ける姿勢は、僕に新しい動機を与えてくれた。僕も一つのスタイルにとどまらず、違った環境の中で成長を夢見たい」