女子プロバレーボールのVリーグ、現代建設ヒルステートで活躍したコ・ユミンが、この世を去った。享年25歳だった。
京畿道(キョンギド)の広州警察署は8月1日、コ・ユミンが前日夜、広州市五浦邑(オポウプ)の自宅で遺体で発見されたと発表した。
電話に出ない元同僚がコ・ユミンを心配して直接自宅を訪れて彼女を発見し、警察に通報した。警察は、部外者の侵入や犯罪容疑点がない点から、コ・ユミンが自殺を図ったものと推定している。
コ・ユミンは2013-2014シーズンのドラフト1巡目4位で、美女セッターとして知られるイ・ダヨンらが所属した現代建設に入団した。
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昨シーズンはバックアップのレフト、リベロの役割を担当。通算154試合に出場して193得点を記録した。
コ・ユミンは昨シーズンを控えて、現代建設と自由契約(FA)を結んだが、今年3月、協議なしにチームを離れた。現代建設は韓国バレーボール連盟を通じてコ・ユミンを任意脱退としていた。
彼女は生前、悪質な書き込みにストレスを受けたという。
今年2月、現代建設はリベロのキム・ヨンギョンの負傷により、コ・ユミンをリベロにコンバートした。コ・ユミンは相手チームの集中攻略の対象になって成績が振るわず、3月には突然チームを離れた。
現代建設の関係者は「当時、リベロにポジションを変えてから大変だった部分があった」とし、「チームを出た後も一度連絡したが、“考えが整理できればいつでも受け入れてくれ。再びバレーがしたいときはいつでも戻ってこい”と伝えた」と説明した。
しかし故人がストレスを受けたことの一つには、悪質な書き込みもあった。
今年5月、コ・ユミンはSNSを通じて、自身に対する悪質な書き込みに対して不満を吐露。「ファンでもないのに、私に世間知らずの忠告のような文は送らないでほしい」とし、「私ももう一般人なので黙っていない」と警告していた。
一方、コ・ユミンの生前の姿を覚えている別の関係者は「ストレスをたくさん受けていた」とし、「よく眠れなかったほど」と説明した。
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