韓国体育大学の男子ハンドボールチームで後輩に暴力などを振るったA選手が、最終的に除籍となった。
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在学生に対する懲戒は、謹慎と有期停学、無期停学、除籍の4段階に分けられるが、退学を意味する除籍は最も重い処分だ。
去る6月、江原道・春川(チュンチョン)のとある研修院で行った集まりで、後輩選手を殴り、皿を投げるなど過酷な嫌がらせをしたA選手が韓国体育大学から除籍された。
同大学によると、A選手の除籍とともに、ハンドボールチームの指導教授は停職2カ月、キムコーチは懲戒処分となった。学校暴力で関連教授が停職2カ月の処分を受けたのは、韓国体育大学では初めての出来事だ。
韓国体育大学は7月初め、暴力行為の事実が知られると真相調査を実施し、手続きを経て7月28日に懲戒を決定した。同大学は今回の暴行事件とは別に、寮内の過酷な行為を把握するために学生を対象に全数調査を進めている。
元トライアスロン韓国代表のチェ・スクヒョン選手が監督や先輩の暴力を苦に自ら命を絶つなど、最近、韓国スポーツ界の問題が非難されているなか、韓国体育大学の男子ハンドボールチームでも暴力、いじめ行為が続いていたことが確認され、注目が集まっている。
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