Kリーグは去る5月8日の新シーズン開幕以後、世界中から注目を集めている。コロナ禍で開幕する初のプロサッカーだっただけになおさら関心は大きい。
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だからか、活躍の場を求める選手たちが自然と韓国を注視するようになった。
特に、アジア進出を模索している選手たちが、安全面や新型コロナウイルス感染症対策が相対的に安定しているKリーグを好んでいるという。
Kリーグの移籍市場に詳しい関係者は、元ポルトガル代表FWナニ(33)やエクアドル代表MFアントニオ・バレンシア(34)のほか、マンチェスター・シティ退団が決定的な元スペイン代表MFダビド・シルバ(34)がKリーグに関心を示していると話す。
シルバの移籍先候補にはカタールのアル・ドゥイハルやJリーグのヴィッセル神戸が挙がっているが、Kリーグも選択肢の一つであるという。
欧州主要リーグが再開されたとはいえ、大半のプロサッカーは今も中断期間にある。
そのため、6カ月間の短期契約であってもパフォーマンスの維持を望む選手たちが、Kリーグを見つめ続けている。
だが、能力の優れた選手がKリーグの舞台を選んでも、予想外の問題が生じてしまう。
移籍市場の関係者によると、Kリーグのいくつかの球団は外国人選手の迎え入れに関心を示している一方、その選手の入国可否の面で懸念しているという。
新型コロナの影響で閉ざされた空路が多く、海外からやってくる選手は容易に韓国の地を踏むことができない。また、選手の国籍によっては韓国の就業ビザが発行されるかどうかもわからない。
獲得決定後、入国した外国人選手がチーム合流までに14日間の自主隔離を経なければならないのは致し方無い。
だとしても、各クラブは獲得を検討する段階から考慮しなければならない点が多すぎるのだ。
ある移籍市場関係者は「クラブに選手を提案する前に該当する大使館に連絡し、韓国入りと関連した諸般の事情について問い合わせている」と説明した。
Kリーグの夏の移籍市場は来る6月25日から開かれる予定だ。Kリーグ進出が噂されているビッグネームたちは、本当に韓国を訪れることになるのだろうか。
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