韓国代表を救うビッグセーブ!FC東京キム・スンギュは「勝利の立役者」パラグアイ戦活躍を自国紙大絶賛

まさに“絢爛な”セーブショーだった。FC東京のGKキム・スンギュ(35)が、北中米W杯本大会に向けた韓国代表の“守護神争い”に再び名乗りを上げた。

【写真】キム・スンギュのモデル奥さま、美しき水着SHOT

キム・スンギュは10月14日、ソウルワールドカップ競技場で行われたパラグアイ代表との国際親善試合で先発出場。チームを2-0の無失点勝利に導く活躍を披露した。

2点差の勝利だったが、内容面では決して楽な試合ではなかった。韓国はパラグアイの強いプレスと鋭いカウンターに苦しみ、何度も失点の危機を迎えた。いつゴールを許してもおかしくない場面がいくつもあったが、そのたびにキム・スンギュが体を張って立ちはだかった。

前半43分のスーパーセーブは、この日最大のハイライトだ。DFイ・ハンボム(23、ミッティラン)のバックパスミスから、キム・スンギュはパラグアイのFWロナルド・マルティネス(29、プラテンセ)と1対1の状況に置かれてしまう。誰もが失点を覚悟したが、彼はシュートの方向を読み切って右へ飛び、見事に失点を阻止した。

キム・スンギュ
(写真提供=OSEN)ロナルド・マルティネスのシュートを防ぐキム・スンギュ(左)

試合を通してゴールを守ったキム・スンギュの活躍により、韓国はブラジル戦での0-5の惨敗を払拭し、パラグアイ撃破に成功。日本と2-2で引き分けたチームを相手に意義ある勝利を収めた。キム・スンギュは文句なしの「勝利の立役者」だった。

2度の靭帯断裂経てFC東京で復活

一時は韓国代表の正守護神として君臨し、2022年カタールW杯も経験したキム・スンギュだが、ここ数年は不運続きだった。

まず、昨年1月のアジアカップで練習中に右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負った。当時所属したアル・シャバブ(サウジアラビア)で懸命にリハビリを続け同年8月に復帰し、10月には代表復帰を果たしていたが、直後の11月に再び右膝前十字靭帯を断裂。2024年の1年間で同じ個所を負傷、それも前十字靭帯断裂という選手生命を脅かすほどの重傷を経験した。

それでも、再起を懸けてリハビリに専念したキム・スンギュは、今年6月にJ1リーグのFC東京へ移籍。シーズン途中加入ながら正GKとして出場機会を掴み、着実に活躍を続けている。

そして、今年9月のアメリカ遠征で代表に再復帰。同月10日のメキシコ戦で1年8カ月ぶりのAマッチ出場を果たした。

以降、ホン・ミョンボ監督は現守護神のGKチョ・ヒョヌ(34、蔚山HD FC)とキム・スンギュに交互に出場機会を与え、競争体制を構築している。第3GKとして、今季Kリーグで好調を維持する元湘南ベルマーレGKソン・ボムグン(28、全北現代モータース)も控える。

チョ・ヒョヌ、キム・スンギュ、ソン・ボムグン
(写真提供=OSEN)左からチョ・ヒョヌ、キム・スンギュ、ソン・ボムグン

来年6月開幕の北中米W杯本大会に向けて、キム・スンギュとチョ・ヒョヌ、そしてソン・ボムグンらによる「No.1守護神争い」はさらに熱を帯びそうだ。

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