韓国で放送中のテコンドーバラエティ番組『明日はテコン王』(原題)で、ついに“テコン王ズ”が決定する。
『明日はテコン王』はSBSスポーツが企画した異色のテコンドーバラエティオーディション。7月27日に放送された第1ラウンドでは、基本技術のテストや太極三章のミッションなどを通じて、参加者100人から50人だけが生き残る様子が伝えられた。
この初回放送はユーチューブで再生回数1万回を軽く突破するなど、韓国国内で人気爆発を予感させている。来る8月3日に放送される第2ラウンドでは、合格率5分の1という難関ぶりを見せつけ、視聴者にさらなる驚きをもたらす予定だ。
第2ラウンドに先立ち、『明日はテコン王』監督を務めるリオ五輪金メダリストのオ・ヘリは「距離感覚、タイミング、瞬間のスピード、着地制度まですべて見る」と細かな評価基準を明かした。年齢が幼い参加者に対しては期待値の低い見方もあったが、そんな予想をあざ笑うかのような参加者たちの実力の高さにメンター陣も驚きを隠せない。
ミッション中に転倒してもすぐに立ち上がる子どもたちの姿を見て、テコンドーに対する誠実な思いと情熱に拍手が送られる場面も。かと思えば、監督のイ・デフンが「(合格者の)決定が簡単ではない」とし、その場で即興の追加テストを行うなど、柔軟な審査スタイルも取り入れられた。
また、いわゆる“テコンドーエリート”や世界カデットテコンドー選手権の国家代表が含まれた最終10組の評価を控えては、団長のナ・テジュが「一番悩みが多かった死の組」と吐露する場面も。参加者たちのハイレベルな実力が予告され、期待感を増幅させている。
熾烈な第2ラウンドを終え、惜しくも脱落した参加者に対して、メンター陣は「彼らを見送るには惜しい」との思いから脱落者の控え室を急襲する“サプライズ訪問”も実施。現場は一時騒然となったという。
そして、最終ラウンドとなる第3ラウンドでは、それぞれが磨いてきたテコンドー技術と個性をフルに発揮し、“テコン王”の座を争う。最終メンバーの“テコン王ズ”8人はどんな顔ぶれになるのか、注目の『明日はテコン王』は韓国で8月3日9時より放送予定だ。
(記事提供=OSEN)
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