韓国代表が7月11日、龍仁(ヨンイン)ミルスタジアムで行われたE-1選手権第2戦で香港を2-0で下し、大会2連勝を飾った。
この日、ホン・ミョンボ監督は7日の中国戦(3-0勝利)から先発11人を全員変更。Jリーグ組ではA代表デビューのDFキム・テヒョン(鹿島アントラーズ)と2年ぶり代表戦出場のMFナ・サンホ(FC町田ゼルビア)が先発入りし、FWオ・セフンは2試合連続のベンチスタートとなった。
メンバー総入れ替えとなった韓国は、前半開始から6バックを引く香港の守備に苦戦。積極的にボールを保持してチャンスを伺うが、14hンにDFソ・ミョングァン(蔚山HD FC)のクロスからFWイ・ホジェ(浦項スティーラーズ)が放ったヘディングシュートは相手GKの好セーブに阻まれる。
それでも、26分に先制点をマーク。MFカン・サンユン(全北現代モータース)がペナルティエリア内でボールを受けると、振り向きざまの右足シュートでゴールネットを揺らした。
1点リードを得た韓国は後半も主導権を握り、21分に追加点。途中出場のMFムン・ソンミン(FCソウル)が左サイドからクロスを上げると、相手DFのマークを外したイ・ホジェが頭で合わせてチームの2点目を決めた。
その後はスコアが動かず、韓国の2-0勝利で終了した。この日の観客数は5521人だった。
ちなみに、オ・セフンはこの日も出番がなく、GKキム・ドンホン(仁川ユナイテッド)を除いて韓国のフィールドプレーヤーで唯一の出場なし。日本戦を見据えた“温存”か、ホン・ミョンボ監督のプランに注目が集まる。
韓国は次戦、15日に日本と対戦する。2019年大会以来2大会ぶり6度目の優勝へ、残すは“日韓戦”のみだ。
(取材・文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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