ロサンゼルス・ドジャースの韓国人野手キム・ヘソンが攻守で不振を見せ、チームも4連敗に陥った。
【写真】韓国メディアが撮った大谷翔平の妻・真美子さんソロSHOT
キム・ヘソンは5月20日、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「9番・中堅手」で先発出場。4打数無安打でシーズン打率を「0.452」から「0.400」に下げ、チームも5-9で敗れた。
15日のアスレチックス戦から3試合連続ヒットを放っていたキム・ヘソン。この日はトミー・エドマンが復帰したこともあって中堅手で出場したが、初回表の守備でセンター方向への打球を見失うミスを犯し、ダイヤモンドバックスに先制点を献上してしまう。
打撃面でも、3回裏の1打席目でショートゴロに倒れると、6回裏の2打席目もセカンドゴロ。8回裏には、相手3番手のスコット・マクガフが6球目に投じたスプリットに空振り三振を喫してしまう。
9回裏には二死一、二塁のチャンスで打席が回ってきたが、相手4番手シェルビー・ミラーを前にセカンドゴロ。最後までヒットは生まれず、チームに勝利をもたらすことはできなかった。
ドジャースはムーキー・ベッツが4打数2安打(2本塁打)2打点2得点、大谷翔平が4打数1安打(1本塁打)1打点1得点と奮起。特に大谷はメジャー単独トップとなる17合目で本拠地を盛り上げたが、ブルペンデーで登板した投手3人が崩れた。先発ジャック・ドレーヤーが2回3失点と浴びると、続くランドン・ナックも5回4失点、マット・サウワーも2回2失点と耐えきれなかった。
今季初の4連敗となったドジャースはこれで29勝19敗。ナ・リーグ西地区1位はキープしたものの、2位サンディエゴ・パドレスに0.5ゲーム差まで迫られている。
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