ピッツバーグ・パイレーツの韓国人野手がメジャー昇格後初めて先発出場するも、千賀滉大(32、ニューヨーク・メッツ)の“お化けフォーク”を前に完敗を喫した。
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パイレーツのペ・ジファン(25)は5月14日(日本時間)、敵地シティ・フィールドで行われたメッツ戦に「8番・中堅手」で先発出場し、2打数無安打1四球を記録した。
今月10日のメジャー昇格から4日目で初先発のチャンスを与えられたペ・ジファン。奇遇にも同日、メッツでは“お化けフォーク”で知られる千賀が登板したことで、“日韓投打対決”が実現した。
最初の対決は3回表。ペ・ジファンは先頭打者として打席に立ったが、1ボール1ストライクから千賀が投じた3球目、154kmの低めストレートを打ち上げ、左飛に倒れた。
続く4回表には二死二、三塁のチャンスで打席が回るも、初球は見送り、2球目は空振りで早々に追い込まれる。そして3球目、135kmの落差あるフォークに再びバットが空を切った。千賀の代名詞でもある“お化けフォーク”に翻弄され、三球三振の屈辱を味わった。
それでも、千賀が退いた6回表には出塁に成功。二死二、三塁の場面で迎えた3打席目、メッツ2番手のリード・ギャレット(32)相手に冷静な選球眼で四球を選んだ。そして、後続のヘンリー・デービス(25)の押し出し四球によって、パイレーツが同点に追いついた。
ただ、ペ・ジファンは再びリードを許した8回表二死一塁で、アンドルー・マカチェン(38)に代打を送られベンチに退いた。
結局、この日もペ・ジファンにメジャー初ヒットは生まれず。今季打率も「0.000」を維持することになった。
なお、試合はメッツが2-1で勝利。千賀は5.2回を投げて6被安打7奪三振2四球1失点と好投したが、勝利投手とはならず、今季5勝目を逃した。
(記事提供=OSEN)
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