ロサンゼルス・ドジャースの韓国人内野手キム・ヘソン(26)の“MLB生存競争”に早くも赤信号が灯った。
キム・ヘソンは2月27日(日本時間)、米アリゾナ州フェニックスのアメリカンファミリー・フィールドで行われたミルウォーキー・ブルワーズとのオープン戦で「7番・二塁手」として先発出場し、3打数無安打、1三振を記録した。試合はドジャースが9-3で勝利した。
今回の試合を終えて、キム・ヘソンのオープン戦打率は0.083(12打数1安打)まで下がった。
今季からMLBの舞台に挑戦するキム・ヘソンにとって、オープン戦は重要なアピールの場だ。しかし、直近5試合でわずか1安打と不振が長引いている。
24日のサンディエゴ・パドレス戦で初安打を記録して以降、毎試合で無安打が続いていることから、「このままではドジャース内野陣でキム・ヘソンが居場所を見つけられないのでは」という懸念の声もある。
ブルワーズ戦、キム・ヘソンの第1打席は2点ビハインドの3回に迎えた。相手2番手カルロス・ロドリゲス(23)と対戦したが、右飛で打ち取られた。
ロドリゲスは昨季MLBで防御率7.30を記録した投手で、この試合でもドジャース打線の“集中攻撃”が続いていた。しかし、キム・ヘソンはチャンスの流れを続けることができなかった。
ドジャースがロドリゲス相手に安打を量産し、3-3の同点に追いついた状況で、キム・ヘソンは第2打席に立った。だが、最後は2ボール2ストライクから外角のボールに手を出して三ゴロ。幸いにも進塁打になったとはいえ、決定的なチャンスで走者をホームに帰還できなかったのは惜しかった。
5回の第3打席ではさらに失望させられる結果が出た。先の打者が連続本塁打で雰囲気を盛り上げたなか、キム・ヘソンはボールカウント2-2から空振り三振を喫した。
ドジャースは今回のオープン戦で、有望株とバックアップ選手にチャンスを与えている。
キム・ヘソンのライバルとなるミゲル・ロハス(36)は「1番・遊撃手」で出場し、3打数1安打を記録。オープン戦打率0.500を維持した。OPS(出塁率+長打率)も1.245と好調であり、主力内野手の座を固めている。
キム・ヘソンに残されたオープン戦のチャンスはそう多くない。開幕ロースター入りを果たすにはすぐに巻き返しを果たす必要がある。彼の持ち味である俊足と守備力は依然として有効だが、打席で存在感を発揮できなければ控えにとどまる可能性が高い。
オープン戦はまだ終わっていない。しかし、キム・ヘソンがMLBの舞台で生き残るためには、今からでも反撃を始めなければならない。開幕戦は近づいている。時間は少ない。
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