ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)がチームメイトに放った一言に韓国メディアが注目している。
米アリゾナ州グレンデールで春季キャンプ中のドジャースは、2月12日(日本時間)に公式SNSを更新。「大谷翔平がキム・ヘソンに韓国語で話す」というタイトルの動画を公開した。
動画の主人公は、今季からチームメイトになったキム・ヘソン(26)と大谷だ。
キム・ヘソンは大谷が見守るなか、短距離の往復ダッシュをするトレーニングをしていた。すると、大谷が走り終えたキム・ヘソンに近づき、「モシッソ(カッコいいね)」と韓国語で激励するとともに肩を軽く叩いた。これに通訳とみられる男性も「モシッソ」と反復すると、現場は温かい笑いに包まれた。
大谷の激励を受けたキム・ヘソンは明るい笑顔を浮かべ、大谷に向かって両手の親指を立てた。両選手の温かい「ブロマンス(男性同士の絶妙な関係性)」を感じられる場面だった。
キム・ヘソンは交渉期限直前の今年1月4日にドジャースと契約し、劇的にメジャーリーガーの夢を叶えた。 条件は3年1250万ドル(日本円=約19億3838万円)+2年間の球団オプションだ。
キム・ヘソンと大谷は同じ代理人事務所CAAに所属しており、キャンプ前には同じ施設でトレーニングをした。そこでも、大谷はキム・ヘソンに韓国語で「アンニョンハセヨ(こんにちは)、ヘソンさん」と挨拶したことがある。
これにキム・ヘソンは、「大谷と同じ所属事務所なので、同じ施設でトレーニングをすることになった。その過程で挨拶を交わし、対話を交わしながら応援を受けたと思う。韓国語でいつも挨拶をしてくれたし、自分も日本語を勉強して答えた。“アンニョンハセヨ、ヘソンさん”と韓国語で声をかけてくれたので、自分も頑張らくてはと思い、一生懸命勉強した」と裏話を明かした。
ほかにも、大谷はキム・ヘソンのドジャース加入が発表された直後、自身のSNSに韓国語で「歓迎します、友よ」と綴り、キム・ヘソンのドジャース入団を祝福していた。
(記事提供=OSEN)
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