チュ・シンスの“マイナーリーガー支援”が、現地メディアからも称賛されている。
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去る4月2日(日本時間)、テキサス・レンジャーズ所属のチュ・シンス(37)は、チーム所属のマイナーリーガー190人に1000ドルずつ支給した。
現在、マイナーリーグでプレーする選手たちは、新型コロナウイルスによるシーズン開幕延期によって給与をまともに得られない事態に陥っている。
これを受け、過去にマイナーリーグ経験のあるチュ・シンスが、合計約19万ドル(日本円=約2300万円)の巨額を寄付したのだ。
チュ・シンスの善行に、アメリカ現地メディアは他の選手も彼に続くよう促している。
アメリカメディア『12Up』は、チュ・シンスが寄付を行った同日に「チュ・シンスがレンジャーズのマイナーリーガーを支援したようにハーパーもすべきだ」と伝えた。
ブライス・ハーパー(27)は、今シーズンに先立ち、FA(フリーエージェント)で13年3億3000万ドルという巨額契約をフィラデルフィア・フィリーズと結んでいる。
同メディアは「(チュ・シンスが寄付した)19万ドルは多額だ。だが、何人かの選手からすれば数試合で稼げる金額だろう。ハーパーもその一人だ。チュ・シンスが寄付したように、彼もそうすべきだ」としている。
続けて、「ハーパーは、仮に162試合を消化すれば2600万ドルを得られる。一試合当たり16万494ドルで、ハーパーが11イニングを消化し稼げば、フィリーズのマイナーリーガーを十分助けられる」と、具体的な金額まで算出した。
そんなハーパーだが、彼も新型コロナの事態を受けて50万ドル(約5500万円)の寄付を行った。4月3日に『MLB.com』が報じている。
ハーパーは自身のSNSを通じて、非営利団体の「Direct Relief」「Three Square」「Philabundance」と協力し、新型コロナによって緊急な支援を要する人々のため、家族とともに50万ドルの寄付をしたと明かしている。
チュ・シンスやハーパーなどの支援の輪は、メジャーリーグ全体で広がっているようだ。
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