1月30日(日本時間)に米ワシントン近郊のレーガン・ナショナル空港で発生したアメリカン航空の旅客機と米軍ヘリコプターによる空中衝突事故で、旅客機に10代の韓国系フィギュアスケート選手2人が搭乗していたことがわかった。
1月30日に『聯合ニュース』などの韓国メディアが報じたところによると、旅客機には全米フィギュアスケート選手権に合わせて行われた育成年代の強化合宿に参加し、帰宅途中だったフィギュアスケート選手とコーチら約20人が搭乗していたという。
このなかに、2人の韓国系選手が含まれていることがわかった。
13歳の女性フィギュアスケート選手ジナ・ハンさんと、韓国からアメリカに養子縁組された16歳の男性フィギュアスケート選手スペンサー・レインさんだ。ジナ・ハンさんは母親も一緒に搭乗していた。
なお、1月30日11時(現地時間29日21時)頃、米ワシントン近郊のレーガン・ナショナル空港では、アメリカン航空のグループ会社PSA航空の旅客機が、訓練飛行中の米軍ヘリコプター「ブラック・ホーク」と空中で衝突する事故が発生した。衝突後、両機は近くのポトマック川に墜落した。
ドナルド・トランプ大統領は事故後の記者会見で、「残念ながら生存者はいない」と話している。
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