意気揚々とメジャーリーグ初挑戦に臨もうとしていたキム・グァンヒョン(31・セントルイス・カージナルス)が、自身のSNSで複雑な心境を吐露した。
【写真】韓国プロ野球を盛り上げる「美女チアリーダー」を一挙紹介!!
キム・グァンヒョンは現在、米フロリダ州ジュピターにあるカージナルスのキャンプ地に残り、個人練習を行っている。チーム練習が全面中止となり、母国や自宅に帰る選手もいる中、キム・グァンヒョンは韓国に帰らずキャンプ地に残る選択を取っている。
当初、3月27日(日本時間)に開幕予定だった今シーズンのメジャーリーグは、去る13日に2週間の延期を決定。しかし、17日には今後8週間はシーズン開幕が延期されることが発表された。
順風満帆だったはずのメジャーデビューに突然、新型コロナウイルス感染症という脅威が舞い込んだキム・グァンヒョン。まさかの事態に本人の心境は複雑だ。
3月24日、キム・グァンヒョンは自身のSNSで以下のように綴った。
「僕だけを不幸にしたかのような時期…。過ぎ去るすべもなく、いくら繰り返しても慰めにはならない。毎日繰り返しの練習、同じような日常を過ごす僕が、他の人よりも多くの成功と失敗を経験したと考えた。だから、どんな試練があっても耐え抜けると思った。大変だ」
こう告白したキム・グァンヒョンは、「また我慢しなければならない。新しいことへの適応、また予期せぬ出来事にぶつかるのは本当に大変だ。この機会に、自分自身にもう一度振り向くことができた」と続けた。
新天地で苦境に立たされているキム・グァンヒョンだが、この状況を“チャンス”ともとらえているようだ。
「自慢できた自分にムチを。メンタルをもう少し強く育てるチャンスじゃないか。これから訪れるであろう大きな幸せと幸運を逃さないよう、今から迎える準備をする。今はそれがすべてだ」
最後に、キム・グァンヒョンは「新型コロナですべての方が大変だと思いますが、力を出して。健康であることを願っています」とファンにエールを送った。
前へ
次へ