トロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジンが、メジャーリーグのオープン戦ではなく、マイナーリーグの試合を通じて感覚を調整する。
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カナダのスポーツ専門メディア『スポーツネット・カナダ』のBen Nicholson-Smith記者は3月12日、自身のSNSにブルージェイズ投手陣の登板予定表を公開した。
それによるとリュ・ヒョンジンは、来る3月15日にマイナーリーグの試合に登板する予定。同記者は「チャーリー・モントーヨ監督はリュ・ヒョンジンに、試合運営を自ら決定できるようにした」と説明した。
つまるところ、リュ・ヒョンジンが自らマイナーリーグの試合を望んだということになる。
先立ってリュ・ヒョンジンは3月10日、タンパベイ・レイズとオープン戦に先発して4.1イニングを投げ、被安打3、奪三振4、無失点の好投を見せた。
現在までオープン戦2試合に登板し、計6.1イニング、被安打6、失点1、防御率1.42としている。
今季セントルイス・カージナルスに入団したキム・グァンヒョンが、すでに4度もオープン戦に登板していることを考えれば、ペースが非常に遅い。
ただリュ・ヒョンジンは、今さら自分の能力を改めて証明する必要がない“エース”だ。すでにメジャー7年目であり、これまでキャンプを行ってきた経験をもとに、じっくりと自分のルーチンに基づいてコンディションを引き上げている。
監督とコーチ陣もそれを知っているため、リュ・ヒョンジンの意見を尊重しているわけだ。すでにオープン戦に出場せず、マイナーリーグのチームを相手に投げ、さまざまなテストを行ったことがある。
さらに来る3月15日に行われるオープン戦の相手は、レイズだ。同じアメリカンリーグ東地区に所属するチームであり、前回もレイズを相手に登板しているだけに、手の内を見せない意図もあるだろう。
ブルージェイズはこの試合、左腕の有望株アンソニー・ケイが先発する。マイナーリーグの試合に登板するリュ・ヒョンジンは、じっくりとコンディションのチェックができる。
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