古巣・横浜FMファンに「感謝している」蔚山ユン・イルロク、日産で約6年ぶりプレーに明かした思い

蔚山(ウルサン)HD FCの元韓国代表FWユン・イルロク(32)が、“古巣”横浜F・マリノスのファン・サポーターに感謝を伝えた。

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蔚山は10月2日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第2戦で横浜FMに0-4で敗れた。

横浜FMとは今年4月に行われた前回大会準決勝以来、161日ぶりの再戦だったが、前後半で2失点ずつを喫する大敗に。0-1で敗れた川崎フロンターレ戦に続く2連敗で、リーグステージ12チーム中最下位に沈んだ。

横浜FMファンへ「感謝していると伝えてください」

この日、蔚山の右サイドバックで90分フル出場したのは、かつて2018年に横浜FMでプレーしたユン・イルロクだ。

本来はウィングを主戦場とするユン・イルロクだが、今季は右SBの主力DFソル・ヨンウ(25)が夏にツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)へ移籍するなどのチーム事情もあり、同ポジションにコンバート。リーグ戦でも23試合に出場中と、Kリーグ1(1部)3連覇を目指すチームの主力を担っている。

4月の準決勝ではホーム&アウェイ2戦とも控えで出場がなかっただけに、今回の試合で久しぶりに横浜国際総合競技場のピッチに立った。同地でのプレーは横浜FM時代の2018年11月3日、FC東京とのJ1リーグ第31節以来約5年11カ月ぶりだった。

ユン・イルロクは試合後、「久しぶりにマリノスのホームで試合ができて気分が良かったです。試合後、(マリノス)ファンの方々に挨拶できなかったことに申し訳ない部分もありますが、再びこのスタジアムでプレーし、多くのファンとお会いできて嬉しかったです」と古巣対決を振り返る。

そして、「“古巣だから”といって何か見せたいというような考えではなく、ACL初戦で敗れていたので、2戦目で必ず勝利したいという思いで試合に臨みました」としつつも、「多くのマリノスファンの方々が僕のことを覚えてくれて、応援してくださることにとても感謝しています。蔚山としては結果は少し残念でしたが、それでも良い試合ができて個人的には気分が良いです」と率直な心境を明かした。

ユン・イルロク
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ユン・イルロク(中央/写真は9月13日の江原FC戦)

また、アウェイ横浜まで駆け付けた蔚山のファン・サポーターには、「ACLで結果が良くないことをとても申し訳なく思っています。まずは次のリーグ戦に向けてしっかり準備して、ACLでも良い結果をお見せできるように頑張りたいです」とコメント。

最後に、“古巣”横浜FMのファン・サポーターに向けても、「試合が終わって挨拶ができず申し訳ない気持ちもありますが、僕を忘れずに記憶していただき、またこのように歓迎して応援していただき、とても感謝していると伝えてください」とメッセージを届けていた。

なお、蔚山は次戦、10月6日にホームの蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われるKリーグ1第33節で2位の金泉尚武(キムチョン・サンム)と対戦する。ACLEは23日、同じくホームでヴィッセル神戸と対戦する予定だ。

(取材・文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)

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