大韓航空の労働組合が、大韓航空キャビンアテンダントの制服を連想させる衣装を着て紹介する、いわゆる「LOOK BOOK」映像で煽情性の論議となったユーチューバーを告訴した。
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大韓航空労働組合は12月21日、ソウル江南(カンナム)警察署に性暴力犯罪の処罰などに関する特例法、情報通信網法上の侮辱・名誉毀損の容疑で告訴状を提出しながら、「乗務員の制服を着て淫乱行為をするA氏の姿に、性商品化の対象となった乗務員たちが挫折感を感じている」と明らかにした。
続いて「乗務員の服装を通じて関心を引き、(後援プラットフォーム)PATREONで性商品を販売する目的もあったと判断する」と主張した。
先立って11月2日、ユーチューバーA氏は自身のチャンネルに下着姿で登場し、大韓航空乗務員の制服を連想させる衣装に着替える動画を公開した。
A氏は映像に残したコメントで、「着用した衣装は特定の航空会社の正式な制服ではなく、類似するだけで、デザインと生地が異なる」と主張した。
しかし大韓航空労組関係者は、「色も同じで誰が見ても大韓航空乗務員の制服を連想できる衣装」と反論した。同時に「会社も別途に法理的な検討を進めている状況」とし、「類似事例に対しても組合員のための対応していく計画」と明らかにした。
また別のユーチューバー B氏も去る12月19日、「A氏の映像が性売買防止特別法に違反する余地がある」とし、警察にA氏を告発した。
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