韓国では新型コロナ新規感染者が“過去最多”に、秋夕(チュソク)連休の影響大きく

韓国では秋夕(チュソク、旧暦8月15日の節句)連休後、1日あたりの新型コロナ新規感染者が最多の2434人を記録した。

中央防疫対策本部(防大本)は新規感染者が2434人(9月24日0時基準)と発表。この数字は8月11日の2221人以後、44日ぶりに最多記録を更新し、累積感染者は29万5132人となった。

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前日(9月23日)の1716人と比べると718人増加しており、前週金曜日(17日)の2008人よりも426人増加している。この水位は、秋夕連休期間に検査数が減少していたものが、再び平日水準に戻り、大幅に増えたものと見られている。

韓国の新型コロナ検査の様子

そして感染経路は、地域発生が2416人、海外流入が18人だった。地域別ではソウルが907人となっており、特に非首都圏の感染者の比重が再び20%台後半に高まったうえ、来週からは秋夕連休に起こった大規模移動の影響も本格化するものとみられ、全国的な大拡散が憂慮されている。

韓国で7月初頭に始まった第4次大流行は3カ月近く続き、日増しに激しくなっている。 1日あたりの感染者数は、今年7月7日(1211人)以降、80日連続で4桁となっている状況だ。感染症の専門家は、1日あたりの感染者が3000人台まで達する可能性があると見ている。

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