新韓銀行が“顧客情報保護”をより強力に、国際基準のグローバル情報保護システムを発表

2021年08月29日 社会

新韓銀行は8月26日、海外の顧客もより安全に取引できる環境を作るため、「グローバル情報保護ポータルシステム」をオープンしたと発表した。

グローバル情報保護ポータルシステム(G-ISP)は、情報の取り扱いに関する国際的標準(ISO27001)と新韓金融グループのグローバル情報保護標準に基づき、グローバル情報保護管理体系を分析、構築した、海外店舗向けの情報保護ポータルシステムだ。

これは20カ国160のネットワークにおける情報保護管理のための統合システムで、韓国内と比較して、相対的に脆弱な海外店舗のセキュリティ管理を大幅に改善し、新韓銀行グローバル事業部門の情報保護分野をさらに安定的に支援するという。

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(写真=新韓銀行)

主な支援機能としては、「情報漏洩検知状況など、主要情報保護項目の統合モニタリング」「海外店舗の情報資産管理、および弱点点検管理」「海外店舗における、セキュリティソリューション設置状況管理」などがあり、海外店舗における情報セキュリティリスクの増加による、体系的なモニタリングと対応体系を設けたことが主な特徴だ。

また長期的には、海外店舗ごとの自主セキュリティシステム運営のため、現地の情報セキュリティ担当者が各店舗のセキュリティシステムで生成されるビックデータを収集・管理し、直接運営できるよう多言語機能を支援。今年下半期には追加システムをオープンし、統合グローバル情報保護プラットフォームを完成させる計画だ。

新韓銀行の関係者は、「今回のシステム構築で、顧客情報の保護とシステム保護のための一連の活動を、より便利で効率的に管理できるようになった」とし、「国際公認標準の適用で、より安定した管理と評価が可能となり、今後は高度化を通じてリスクに対する先制的な防御で、顧客がいつでも安全に取り引きできるようにするのが目標」と明らかにしている。

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