韓国メディアの「OSEN」は7月28日午後、「“五輪開催は真珠湾攻撃に似ている”日本のドキュメンタリー監督が糾弾」というタイトルで、東京都の現状を報じた。
NHKなどの日本メディアは7月27日午後、日本の新型コロナ新規感染者が7629人となり、オリンピック真っただ中の東京都は2848人が新たに感染したと報道。東京都は現在、緊急事態宣言が効果を発揮しておらず、前週比約2倍の新規感染者が出ている状況だ。
3000人近い数値が叩き出されたことにより、7月23日に開幕したオリンピックを懸念する声も高まっている。しかし菅義偉首相は、東京五輪中断の可能性について「人流が減っているため考慮していない」と、淡々と伝えた。
そしてスポーツ報知によると、シニカルな視点で菅首相の素顔を描いたドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』の内山雄人監督が、同日の記者会見で、「テレビメディアは新型コロナ拡散による“五輪開催反対”を声高に叫んだが、雰囲気は一変した」とし、「この雰囲気は真珠湾攻撃時と似ている」と主張した。
事実、日本のマスコミは東京五輪の開催直前までは国民の世論を反映し、新型コロナ拡散を憂慮して開催に反対していた。しかし、いつの間にかオリンピック開催は当然の風潮となり、掌を返したようにオリンピックで日本の選手が善戦している姿を伝えている。
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