「全世界の旭日旗撲滅キャンペーン」を続けてきた誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は3月25日、自身のインスタグラムアカウントを通じて、引き続きキャンペーンを行うと5カ国語で明らかにした。
今回のキャンペーンは、東京五輪の出発点と言える聖火リレーのスタート(25日)に合わせて始まった。そしてパラリンピックが終わる9月5日まで継続して進行する予定だという。
ソ教授は、「昨年、東京五輪・パラリンピック組織委員会が、スタジアムへの搬入禁止物品、および禁止行為などを発表した際、旭日旗を禁止物品に除外しなかったため、大きな論争となった」とし、「五輪が1年延期された状況でも、旭日旗での応援を許容しようとしているので、全世界に“旭日旗=戦犯旗”であることを知らせる必要があった」と述べている。
また、「旭日旗がドイツのハーケンクロイツと同じ意味の戦犯旗という事実を、理解しやすいようなデザインファイルを使った。韓国語、英語、スペイン語、中国語、日本語の5カ国語で説明した」と強調。5カ国語での説明文は、戦争犯罪に使われた旗を応援道具として使うことは、オリンピックの趣旨である“世界平和”に反する行為だとしている。
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