韓国政府がアストラゼネカの新型コロナワクチンに対して許可という判断を下した。
接種対象は満18歳以上の全成人となるが、65歳以上の高齢者への使用は慎重にという内容が、注意事項に含まれる予定となっている。
2月10日、韓国の食品医薬品安全処は最終点検委員会を開き、アストラゼネカが提出した臨床資料のほか、アメリカなどで進行中の臨床結果を許可後に提出することを条件に、成人への接種を許可したと明らかにした。
報告された異常事例は、大部分ワクチン投与と関連する予測されたもので、全般的に良好だと判断を下している。65歳以上の高齢者においても、現時点では重大な異常事例は発生していないということだ。
ただし、使用上の注意事項について「65歳以上の高齢者への使用は慎重に決定しなければならない」と記載されるとのことだ。高齢者にとっても安全性や免疫反応面での問題はないが、これは予防効果を確認するための高齢者臨床参加者が7.4%と不足していたためだ。
満65歳以上の高齢者への接種について疾病管理庁は「今後、新型コロナ専門家諮問委員団の検討、および予防接種専門委員会の審議により決める予定」と明らかにしている。
アストラゼネカが韓国のSKバイオサイエンスに委託して製造する当該ワクチンは、欧州医薬品庁(EMA)や、イギリスなど50カ国で条件付き許可、または緊急使用承認を受けた物だ。
しかし、これとは別に一部の欧州諸国は、アストラゼネカのワクチンを高齢者層に接種しないよう勧告し、スイスは全年齢の接種に対する承認を保留しているという。
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