韓国では新型コロナの“第3次大流行”が続くなか、2月5日の新規感染者数は370人台となった。336人だった2月2日以降、3日ぶりに400人を切ったという。
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韓国の中央防疫対策本部は同日の0時基準で、韓国内の新型コロナ新規感染者数が370人増加し、累計8万131人だと明らかにした。
これに対し丁世均(チョン・セギュン)首相は「治療薬とワクチン接種に対する期待感で新型コロナへの緊張感が緩んでは困る」と防疫規則の遵守を訴えた。
チョン・セギュン首相は中央災難安全対策本部会議で「アメリカやイギリスなどの主要国で、ワクチン接種初期に感染者が急増加している事実を直視する必要がある」と強調した。
「集団免疫形成までは、マスク着用と社会的距離確保といった防疫の根幹が揺らいではならない」とし、「これまでそうだったように、国民の積極的な参加と協力をお願いする」と述べている。
続いて「まだ第3次流行は終わっていない」とし、「今年の旧正月(2月11日~14日)連休には、移動と旅行を最大限自粛するよう丁重に要請する」と重ねて要請した。
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