韓国の国務総理「2月から新型コロナのワクチン投入」、新規感染者1000人超えのなか

韓国のチョン・セギュン国務総理が1月4日、全省庁の公職者たちに新年の挨拶を配布した。

新年の挨拶でチョン国務総理は「国務総理として“より健康な国”を国民に約束申し上げる」とし、「今回の冬が新型コロナウイルスとともにする最後の冬になるようにしたい」と述べた。

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続いて「2月から私たちの手で開発された治療薬と、すでに十分な量を契約したワクチンが防疫現場に投入されるだろう」とし、「国民の健康のための医療保健体系を固め、国民の誰もが心配なく治療を受けられる環境を整えいく」と語った。

新規感染者1000人超えの韓国

韓国中央防疫対策本部は同日0時基準、新型コロナの新規感染者数が1020人に上り、累計感染者数を6万4264人と発表した。前日(657人)より363人も増えた数字だ。

新年の連休で検査件数が減少し、直前2日間は1000人を下回っていた。1月3日の検査件数も連休直前の平日より2万件近く減少したが、ソウル東部拘置所や光州(クァンジュ)療養病院などで集団感染が発生し、感染者が増えた。

韓国の防疫当局は「ピークが緩やかに過ぎている」と判断していたが、それの認識とは異なり、未だに感染拡大の傾向が変わっていないことがわかった。

韓国政府は、新規感染者の増加傾向を止めるために防疫対策「社会的距離確保」(首都圏・第2.5段階、非首都圏・第2段階)と、「年末年始特別防疫対策」を来る1月17日まで2週間延長し、同時に各種グループの集団感染を回避するために、これまで首都圏にのみ適用していた「5人以上の私的な集まり」禁止措置を全国的に拡大した。

この日の新規感染者の感染経路は、地域発生が985人、海外流入が35人だった。

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