中国の3大エアライン(航空会社)である中国東方航空が、正規職への転換を控えていた韓国人契約職の乗務員たち数十人に対して、一方的な契約解除を通報したとして、韓国で大きな問題になっている。
会社側は航空市場の変化による経営悪化を理由に、解雇を通告したという。しかし、同年に入社した日本とイタリア国籍の乗務員たちは正規職への転換が予定されているらしく、議論を呼んでいる。
【写真】“新型コロナ疑惑”で自宅隔離となった人気女子アナのその後とは…
航空業界関係者によると、3月9日、中国東方航空は3日後に正社員へと転換される予定だった韓国人の契約職乗務員たちに、「航空市場の変化で経営が悪化して契約延長ができない。今月11日付で解雇する」と通知したという。
先立って東方航空は2018年3月12日、韓国人乗務員73人を2年間の契約社員として採用した後、中国国内と中韓路線、ヨーロッパ、アメリカなど海外の各所に配置してきた。
現在、中国東方航空の韓国人乗務員は、期間制客室乗務員を含め、計200人余りいるとされる。
しかし会社側は突然、その中から数十人の韓国人乗務員に解雇を通知した。