韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の公職選挙法違反事件に関する控訴審の判決が下された。
本日(3月26日)午後、ソウル高等裁判所・第6-2刑事部は、李代表に対する公職選挙法違反事件の控訴審で、無罪を言い渡した。
問題となっていたのは、2021年の大統領選挙前に李代表が語った「キム・ムンギ氏とゴルフをしたことはない」とする発言や、「京畿道・城南市白峴洞(ペクヒョンドン)の用途変更」に関する発言が、虚偽事実の公表に該当するかどうかという点だった。
一審では「虚偽の事実を公表した」として一部有罪が言い渡されたが、二審ではこれらの発言を「虚偽とは認められない」と判断し、一審とは異なる結論を下した。
今回の無罪判決によって、李代表は当面、政治活動に影を落としていた「司法的なリスク」から解放され、次期大統領選に向けた動きにも弾みがつくとみられる。
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