「韓国のパクリじゃないか!」日本アイドルの“K-POP化”に同国ファンが憤慨するワケ

2020年02月21日 話題

オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から生まれた、日本の男性アイドルグループ「JO1」が、お隣・韓国でもちょっとした話題になっていた。

政治や経済面で日韓関係が冷え込んでいる今、個人的にはスポーツやエンターテインメントの分野での交流の一環にもなって良いと思っていたが、韓国で話題になっているのはあまり良い意味ではなさそうだ。

【写真】IZ*ONE、美麗フォト公開で再始動に拍車!

JO1はデビューミュージックビデオを公開したのだが、韓国の音楽ファンが「“完全にK-POPじゃないか”と怒っている」(『topstarnews』)というのだ。

この『PRODUCE 101 JAPAN』とJO1については、若干の説明が必要かもしれない。

(画像=『PRODUCE 101 JAPAN』公式サイト)JO1

そもそもオーディション番組『PRODUCE』シリーズは、韓国のCJ ENMが生み出したオーディション番組だ。シーズンごとに多くのアイドル練習生が出演し、視聴者の人気投票によって最終的にデビューするアイドルが選ばれるといった内容となっている。

AKBメンバーが所属するIZ*ONEを生んだ番組

韓国はもちろん、日本のK-POPファンからも支持を集めた番組で、デビューしたグループのなかには、AKB48グループの宮脇咲良らが所属する日韓合同グループ「IZ*ONE(アイズワン)」などがある。

ただ、韓国の本家『PRODUCE』シリーズは“投票操作”疑惑が浮上し、2019年8月に最新シリーズ『PRODUCE X 101』からデビューしたX1は、約4カ月という活動期間で解散。IZ*ONEもその活動が中止や延期に追い込まれた時期もあった。

IZ*ONE

そんな『PRODUCE』シリーズの日本版『PRODUCE 101 JAPAN』は、本家の投票操作疑惑が浮上する前の2019年4月に制作されることが発表され、本家が疑惑の真っ只中にある2019年9月に放送開始。CJ ENMと吉本興業、MCIPホールディングスが共同制作し、お笑いコンビのナインティナインが司会を務めた。

その日本版『PRODUCE』から誕生したグループがJO1ということだ。来る3月に日本でデビューし、活動する予定となっている。

JO1には、101人の練習生から視聴者の人気投票で選ばれた11人が所属している。その全員が日本人だ。

そして最近、デビューMVが公開されたわけだが、その姿がまるでK-POPアイドルのようであったため、韓国の音楽ファンの一部から「韓国のパクリではないか」という声が上がっているというわけだ。

「日本人が日本語で歌ってもK-POP?」

例えば、こんな論調だ。

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