K-POPスターの誹謗中傷やフェイクニュースなどの動画を制作し、数億ウォン台の収益を得た疑いのある韓国のユーチューバーが、再び名誉毀損の容疑で裁判にかけられた。
ソウル中央地裁・刑事18単独は5月27日、情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)の容疑で起訴されたA氏の公判期日を開いた。
同事件は検察が昨年11月に略式起訴したが、裁判所が正式裁判に回付した。
A氏は2021年10月から昨年6月まで運営したYouTubeチャンネル『タルドク収容所』において、2022年に「国民彼氏俳優アイドルの乱れた私生活」というタイトルの動画を公開。
動画内で、Wanna One出身の歌手カン・ダニエルに対する誹謗中傷を目的とした虚偽事実を流布するなど、公然の場で名誉を毀損した疑いを受けている。
同日の裁判で、A氏側は動画を制作し、公開した事実は認めたものの、「動画の内容が事実だと思って公開した」と主張している。
これに先立ち、A氏はIVEのウォニョン側が提起した損害賠償請求訴訟で敗訴した。
裁判所は、A氏がウォニョンに1億ウォン(日本円=約1100万円)を支給するよう判決を下したが、A氏はこれに不服して控訴し、同判決に対する強制執行停止を申請した。
一方、仁川(インチョン)地検は最近、情報通信網法上の名誉毀損や侮辱の容疑などでA氏を在宅起訴した。
A氏は、自身が運営した『タルドク収容所』で芸能人など有名人を誹謗中傷する映像を掲載し、彼らの名誉を毀損した容疑などを受けている。
◇カン・ダニエル プロフィール
1996年12月10日生まれ。KONNECTエンターテインメントに所属。2017年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2を通じて、プロジェクトグループWanna Oneとしてデビュー。グループ活動当初は絶対的センターとして活躍し、ソロ転向後も1stアルバムの売上が韓国の男性ソロ歌手の歴代記録を更新するなど、変わらぬ人気を証明した。
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