NCT・マークが、無限の可能性を証明した。
ファッションマガジン『COSMOPOLITAN』は、マークの6月号のカバーカットを公開した。
マークは前髪を下ろし、少年のような爽やかさを放ちつつも、朧げな表情からは24歳とは思えぬ色気がにじみ出ている。
最近、ソロ曲『200』を発表したマーク。「ラップでも歌でもダンスでもやりたいことがとても多く多様で、悩みが多かった」とし「プロデューサーとビジュアルチームとも多くの話を交わし、むしろ力を抜いて気楽だが、“生もの”の趣がある本当の私に近い姿を見せようという結論に至った」と明らかにした。
そうやって誕生したのがビーニーを被り、パーカーを着て、ギターを持ったカジュアルなマークの姿だ。
自身で書いた歌詞について説明したマークは、アコースティックバージョンである「Minhyung's Ver.」については「本当にたくさんの単語を悩んだ末に、(自分の)韓国の名前であるミンヒョンバージョンに決めた。本当に私だけができることだから」とビハインドストーリーを教えてくれた。
NCTとしてのグループ活動と、ソロ活動との違いは何だろうか。 マークは「ソロアーティストとしてのマークは透明だと思う。今回の作業をしながらソロ曲を作るということは、歌詞を書いて歌を歌うすべてのことが、内面があらわになる透明なことだということを感じた。私の歌詞を見て、A&Rチームから『すごくINFJらしい』『マークみたい』と言われるほど、私の内面からバレる気分だったという感じだろうか」と笑った。
マークらしいものとは何かという質問には、「探している。まだすべてが明確ではない。しかし音楽にはそのようなことさえもそのまま表れていた。来年に出るソロアルバムも一つのコンセプトや雰囲気というよりは、私の手が届くままに、私ができる多様なことを盛り込もうと思っている。それがファーストアルバムに合うスタンスかもしれないと思うし。このように私が私の色を探していく過程をアルバムとして残すことにも意味があるから」と回答し、それだけ今のマークには無限の可能性があるということを再確認させた。
なおマークが所属するNCT DREAMは5月18日、インドネシア・ジャカルタで「2024 NCT DREAM WORLD TOUR 'THE DREAM SHOW 3 : DREAM」を行った。
◇マーク プロフィール
1999年8月2日生まれ。韓国系カナダ人で本名はマーク・リー、韓国名はイ・ミンヒョン。2012年、マークが中学校2年生の時にバンクーバーで行われたSMエンターテインメントのオーディションに合格。当時は、カナダに住みながら長期休みのたびに韓国に行き練習生としての生活を過ごした。その後、マークが中学校3年生になるタイミングで家族で逆移民した。2016年、NCT 127のメンバーとしてデビューし、現在はNCT U、NCT DREAM、SuperMでも活動中だ。メインラッパーとして活躍しており、2017年にはラップがうまい高校生を集めたサバイバル番組『高等ラッパー』(原題)にも出演した。
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