韓国の男性歌手ZICOが2年ぶりに新曲をリリースしたなか、予期せぬ“議論”に巻き込まれ苦境に立たされている。
【写真】渦中のNewJeans・ミンジ、イベント参加も“笑顔なし”
ZICOは去る4月26日、11thデジタルシングル『SPOT!(feat.JENNIE)』をリリースしてカムバックした。
BLACKPINKのジェニーがフィーチャリングに参加した同曲は、2022年7月リリースの4thミニアルバム『Grown Ass Kid』以来、約1年9ヶ月ぶりとなる新作だ。
今回の新曲は、ソロデビュー10周年を迎えたZICOの活発な活動を予告する“シグナル”として注目を集めている。
ZICOはカムバックに際し、自身を発端にK-POP文化の一つに根付いた“ダンスチャレンジの元祖”として、今回も多くのアーティストとコラボして『SPOT!』のダンスチャレンジ動画を公開した。
ダンスチャレンジはプロモーションの一環として、すべてのK-POPアイドルが新曲をリリースする度に必ず行う“必須要素”として位置づけられている。
ZICOも今回、KISS OF LIFEやILLIT、SEVENTEENのウジ、LE SSERAFIM、チョン・ソミなどとコラボしたダンスチャレンジ動画をSNS上で公開し、プロモーションに熱を上げた。フィーチャリングを引き受けたジェニーもチャレンジに参加した。
しかし、一部からはダンスチャレンジ動画を撮影したZICOに対する批判の声が寄せられている。
というのも、HYBE内で最近勃発した傘下レーベルADORのミン・ヒジン代表の経営権奪取疑惑をめぐる騒動が起きている状況で、ILLITやLE SSERAFIMなどといったHYBE傘下レーベル所属アーティストとのコラボ動画を投稿することは適切ではないという指摘だ。
ちなみに、ZICOもHYBE傘下レーベルのKOZエンターテインメントに所属している。
ただ、このような指摘が“過度な言いがかり”に過ぎないという意見もある。上述の問題について、ZICOをはじめとするHYBE傘下レーベル所属アーティストは直接的な関連がないためだ。
そのため、何の罪もないZICOが「なぜ顔色を伺わなければならないのか」という反論も出ている。
むしろ世論の顔色を伺うことで気楽にチャレンジ動画を撮影できなかったり、露骨に一部アーティストだけを除外したりすれば、逆にZICOも新たな非難のターゲットになるだけだ。
何より、HYBEアーティストの場合はカムバックのたびに傘下レーベル所属アーティストとチャレンジ動画を撮ってきた。
チャレンジ動画の撮影は人脈の影響を受けざるを得ないため、同じ傘下レーベル同士であればチャレンジ動画を撮影し合うことは当然の現象だ。
これを拡大解釈し、各種の陰謀論を吐き出して非難することは濡れ衣を着せる行為とほかならない。
(記事提供=OSEN)
■【写真】NewJeans、全員美少女すぎ!“最強の自撮りショット”
前へ
次へ