ドラマ『VIP －迷路の始まり－』や『セレブリティ』でお馴染みの女優イ・チョンアが、今回は「ジェントルウーマン」に変身した。
スーツを着てメガネをかけたり、キャップをかぶったり、シックで中性的なスタイリングをしたイ・チョンアは、特有の優雅な魅力を発散した。
撮影後のインタビューでは「普段からスーツが好きだ」と話し、「自分の体に合ったゆったりとしたスーツは本当に楽だ。そしてスーツスタイルは失敗しにくいほど簡単。芸能人なので画面で目立つ服を着ることも多いが、実は私はミニマルなものがもっと好き」と明らかにした。
イ・チョンアは自身の俳優としてのターニングポイントを聞かれ、ドラマ『この恋は初めてだから』をあげた。
「普段の私の姿をよく知っていた作家さんがある日、私によく似合うキャラクターだと言って配役を提案してくれた。その時、多くのことを減らす試みをした。アクセサリーも、メイクも取り外して、染めていない髪の色で、頑固でダサいのが自分のおしゃれな人を作ったが、イ・チョンアによく似ていた。性格的にも。後にその作家さんはこう言った。『チョンアは紳士的だよ』と。私が装着した基本的なマナーがあるそう。椅子を引いたり、カバンや服をとってくれたりとか。チョン・ソミンさんと演技をする時、そういう態度が自然と出たのだが、それが好きでいてくれた」
一方で女優イ・ボヨンと共演した呼吸を合わせたドラマ『ハイド』（原題）の放送を控えているイ・チョンアは「イ・ボヨン先輩と落ち着いた雰囲気が似ているという言葉をよく聞く」として「ボヨン先輩と対決するシーンを撮る度にとても楽しかった。何を話してもネタバレになるキャラクターなので、ここまでにする」と笑顔を見せた。
最後に、「私の世界は私のもの」という信念を強調したイ・チョンア。「会いたくない人がいたら目を閉じてみて。そうすると、その人は私の世界から消える。私が目を開けて中に入れてこそ、私の世の中に入ることができる。結局、世の中は私のやり方次第。自分が人生をどんなジャンルで見るかによって変わる。例えば、本当に大変な時は「私の人生は今、ブラックコメディだ」と思う。結局、私たちの人生は自らがこの瞬間をどんなトーンのフィルターで選択するかにかかっている。私の世界のジャンルは、私が決めることができるのだ。そして、そのジャンルは毎回変えてもいい。辛い時はコメディに変えたり、深いロマンスに変えたり、うまくいかない時はシチュエーションコメディに変える。ただ、私の人生は私のものだ。 それを信じている」と自身の“ブレない”一面を見せた。
なおイ・チョンアが出演するドラマ『ハイド』は3月23日から、韓国JTBCにて放送開始。
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