俳優パク・ヒョンシク、『ドクタースランプ』で一層成長…「自分にとっても慰めになり癒しになった作品」【一問一答】

2024年03月18日 話題 #韓国ドラマ

俳優パク・ヒョンシクが『ドクタースランプ』の最終回を迎え、感謝を伝えた。

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『ドクタースランプ』は、絶好調だった人生にブレイクをかけられたヨ・ジョンウ(演者パク・ヒョンシク)と、ナム・ハヌル(演者パク・シネ)による“人生の心肺蘇生”を描いたラブコメドラマだ。すべての不幸を乗り越え、さらに成長したヨ・ジョンウの姿は視聴者を励まし、好評の中で幕を閉じた。

人生最悪のスランプに陥ったが、再び元の場所に戻り、幸せを取り戻すまで、繰り返される不幸を乗り越えて新たな人生を始めるヨ・ジョンウの成長期は、視聴者を感動させた。

一緒に痛みや悲しみを乗り越え、どうやったら幸せを感じられるのか知らせてくれたナム・ハヌルとのハッピーエンドは余韻を残し、なによりもパク・ヒョンシクの演技力が光を放った。

パク・ヒョンシク
(写真=P&Studio)パク・ヒョンシク

『ドクタースランプ』を通じて温かいエネルギーと慰め、ときめきでお茶の間を埋め尽くしたパク・ヒョンシク。今後、どんなキャラクターで新しい活躍を見せるのか、その歩みに期待が集まる。

パク・ヒョンシクの一問一答は、以下の通り。

-『ドクタースランプ』のどんなところに惹かれて出演を決めたのか。初めて台本を読んだ時の感想はどうだったか。

スランプと燃え尽き症候群に関するテーマに共感し関心が向き、読んでいるうちにこのようなテーマを暖かく深く解きほぐした点が良かった。そして登場人物皆、それぞれの魅力を持っているという点もやはり面白かった。

-ヨ・ジョンウはつねに絶好調だったが謎の罠にはめられ、一瞬にして崖っぷちに追い込まれるようになった人物だ。ヨ・ジョンウのキャラクターに接近する過程はどうだったか、演技に重点を置いたところは?

生まれつきの地頭も良く、利他の心まで持った、申し分のない「完璧な」ジョンウをどのように表現すべきかを先に考えた。ジョンウはいつも明るくて愉快な友達で、医療事故が起こる前までは常にすべてのことが順調に解決されてきたし、これからもそうだと信じていた。

そんななか、突然の医療事故で人生最悪の危機を体験することになったジョンウの姿と、この危機を克服していくジョンウの姿をどのように描き出すかについて苦心した。監督、作家とも多くの話を交わしながらジョンウを調べていった。ジョンウは私が思ったよりはるかに大きくて素敵な人だ。自らを愛して守ることができ、深い傷を負ったなかでもハヌルが心配すると思い、その痛みまで隠して笑うことができるジョンウの「大きな気持ち」がすごいと思った。

-俳優同士の呼吸と現場の雰囲気はどうだったか。

まさに完璧だった。すべての俳優の方々とスタッフの方々の配慮と熱意に満ちた現場だった。皆集まって台詞を合わせてみたり、監督と疎通しながら修正する部分について話したり、一瞬一瞬出てくるアドリブに現場が壊滅状態になったりもした。

いつも明るいエネルギーが溢れていて、毎場面またどんなアドリブがあるか分からなくて面白かった。

同僚の俳優たちと先輩たちの情熱と機知にとても驚き、学ぶことができた。

シネ姉さん、ユン・バク兄さんとはさらに深まった姿で久しぶりに再会できて嬉しかったし、胸が熱くなった。

-撮影をしながら格別だった思い出は?

釜山でチャン・ヘジン先輩とベンチに座り、「許すことは容易ではない」とジョンウが辛さを吐き出す場面(第14話)を撮影した時が記憶に残っている。撮影の途中、先輩が私に心からの応援と感じたことを話してくれたが、その時のその感謝と感動を忘れることができない。この場を借りてチャン・ヘジン先輩にもう一度感謝し、愛していると伝えたい。

-最も印象的な視聴者の反応は?

登場人物たちの歯切れの良い表現が良いという文を見たことがある。私もやはり『ドクタースランプ』の登場人物が飾り気なく正直だという点が良かったので、その反応が一番記憶に残っている。

-滑稽ながらも生きているいわゆる「体を使う演技」が話題になったりもした。パク・ヒョンシク俳優の柔軟なアドリブが『ドクタースランプ』のもう一つの面白さだった。

実は「この時はこうしよう」と準備をしていくわけではない(笑)。幼い頃からジャッキー・チェンやジム・キャリーのコメディ映画を楽しんで見ていた。いつも私を笑わせる彼らの作品を愛し、その影響が突然出てくるアイデアやアドリブに対するインスピレーションとして作用したのではないかと思う。

-俳優パク・ヒョンシクにとって『ドクタースランプ』はどんな意味の作品として記憶されるか。また、視聴者の方々に『ドクタースランプ』を通じてどんなことを感じてもらいたいか。

『ドクタースランプ』は私にとってもたくさんの慰めと癒しになってくれた作品で、長く記憶に残るドラマだ。スランプや燃え尽き症候群は誰にでも起こることだから、絶対に隠すことではないし、怪我をしたときや痛みを感じたときに病院に行くように、心の傷でも病院に行って治療を受けるのが当たり前になってほしいという願いだ。さらに、傷を乗り越える上で自らを守ることができ、愛してあげることが何よりも重要だと思う。

『ドクタースランプ』が多くの方に共感と慰めになったことを願う気持ちが大きい。

-容易でないことに耐えたヨ・ジョンウ。ヨ・ジョンウを送りながら、言いたいこと。

ジョンウ、大変だったよね?周りに君を大事にして、愛してくれる人が多いから心配しないで、これからは君がしたいことを思う存分できることを願う。いつも幸せであるように、暖かい心のままずっと前を向いて走っていけるように。

-最後に、『ドクタースランプ』とヨ・ジョンウを愛してくれた視聴者に一言。

これまで『ドクタースランプ』とヨ・ジョンウを愛してくれてありがとう。皆さんに良い意味と笑い、慰労と共感ができればという願いで作品に臨み、これがうまく伝わればと思って最善を尽くした。

このように最後の挨拶をすることになってとても残念だが、多くの方々から関心と愛をもらったようで感謝の気持ちでいっぱいだ。視聴者の一日一日がいつも希望と健康であふれることを願う。ありがとうございます。

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