10代女性が山で出産して「生き埋め」を試み…一線を越えた韓国の“反面教師”番組に視聴者不快感

2024年03月14日 テレビ

韓国のテレビ番組で、生まれたばかりの新生児を山に埋めようとした女性の話が放送された。

【画像】中学生で初産を経験した韓国人女性

同番組はこれまで、刺激的な内容で視聴者から多くの指摘を受けたこともあるが、今回の内容は過去最大級の衝撃と言っても過言ではない。そのため、ネット上では多くの非難が相次いでいる。

3月13日に韓国で放送された『大人たちは知らない高校生ママパパ4』(原題、MBN)では、放送100回特集の第2弾として乳児遺棄などの内容が放送された。

普段生活していると、ニュースや事件・事故関連の番組でしか聞かないような話だ。乳児遺棄は、単純に出産した赤ちゃんをベビーボックスに置いて行ったという話ではない。一時は赤ちゃんを山に埋めようと地面を掘ったが、正気に戻ってベビーボックスに入れたという内容だった。

なぜ山で…?

大人たちは知らない高校生ママパパ
(画像=MBN)チ・ソヒ

今回、衝撃的な内容を話したチ・ソヒという女性は、「友人たちがどの大学を志願しようか悩んでいた時、私は友人たちとは全く違う選択をした」と切り出した。彼女は塾でもトップクラスの優等生だったという。

そんなチ・ソヒは、小学校の同級生で“初恋相手”の男子と恋人関係に発展し、体の関係を持つことに。「たった一度なので別に問題ないと思った」と打ち明けたが、結果は妊娠。チ・ソヒは誰かに見られることを恐れ、一人で山に上がって出産したのだった。

彼氏は電話に出なかったため、チ・ソヒは母親に電話で助けを求めようとしたが、期待を裏切ると思い電話ができなかった。当時は、「子どもさえ消えれば、すべてが元通りになると思った」とするほど切羽詰まっていた。続いて、子どもを服で包んだあと、地面を掘り始める再現映像が流れたことで、スタジオの出演者はもちろん、視聴者に衝撃を与えたことは言うまでもない。

チ・ソヒは「赤ちゃんの泣き声に気がついた。気が付いたら私は赤ちゃんを埋めていた」とし、「本当に申し訳なかった。少しでもそんな行動をした自分自身が嫌だった」と吐露。山から降りたチ・ソヒはベビーボックスを発見。「山の中に捨ててくるよりは、ここ(ベビーボックス)に任せる方がより安全だと思った」と明かした。

視聴者は不快感

この日の放送回は、これまで『高校生ママパパ』で放送された内容とは比較にならないほど衝撃的だった。そのため、不快感を覚える視聴者も多かったのか、視聴率は前週の1.974%よりも下落した1.636%だった(ニールセンコリア全国有料放送世帯が対象)。

内容自体は非常に刺激的で、視聴者の興味を引くのに十分だった一方で、その内容に驚愕し視聴者は不快感を覚えざるをえなかった。結局、放送後にはネット上で番組への非難が飛び交っている。

これまで『高校生ママパパ』は、若くして親になり、学業や夢を放棄せざるを得なかった青少年の現実を見せることで、“反面教師”にさせるという趣旨が共感や応援を呼んでいた。だが、今回の乳児生き埋めを試みたエピソードは一線を越えたという反応だ。

「今日の話はとても不快で到底見られない」「これは違うと思う」「番組の趣旨と合う内容なのか分からない」などの声がネット上には上がっている。

(記事提供=OSEN)

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